2010.05.21
水のコントロール
昭和初期の作家『林芙美子』さんが、
小説『浮雲』で『屋久島は月のうち、35日は雨』
と書いているように、ここ屋久島は本当に
雨の多いところです。
雨雲は、標高1,936mの宮之浦岳を中心とした
山々にぶつかり、雨となって山間部から
私たちのビレッジまで流れてきます。
この雨水を、しっかりコントロールしなければ
なりません。
いま、重機を入れて勾配の多いビレッジの道に
U字型の側溝を設置する工事を進めています。
今年3月のブログ記事「癒しの水」では、
「ホッと息つく、小川の流れ」をご紹介しました。
でも、この工事の目的は、水害からお客さまと
ビレッジを守るためのものです。
おなじ水なら「癒しの水」がいいですね!