2011.11.11
稲刈り
このブログでも何度かご紹介した、縄文水田の古代米が収穫期をむかえました。
立派な稲穂が実りました。
今年も稲が無事に実ったことに感謝しながら、
スタッフ皆で稲刈りを行いました。
縄文水田には5種類の古代米が植えてあり、
それぞれ稲穂の色や丈など特徴が異なります。
刈り取られた稲は水分が多いので、
まず稲架にかけて稲干しをします。
そして十分乾燥した頃に脱穀を行います。
屋久島では、写真のように横に渡した棒に、
刈り取った稲をどんどんかけていきます。
東北地方出身のスタッフによると、
東北では、人が入れるくらいの小さな家のような形にして干すそうです。
地域によって稲の干し方は異なるのですね。
おそらく、地形や風の吹き方など自然条件の影響が関係しており、
雨の多い屋久島の気候には、今の方法が一番あっていたのでしょう。
脱穀の様子は、また後日お伝えします。