Event
センバス
みらいギフト
希望が描けるかけがえのない時間を、ギフトに
屋久島
2021.12.3 - 2021.12.7
だいちゃんと行く!高校生センバスキャンプin屋久島
- 宿泊キャンプ
- キャンプ飯
- 自然観察
- 知的探求
Information
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日程
2021年12月3日(金)~7日(火)
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参加費
135,000円(税込み)
※当ツアーは鹿児島南埠頭集合・解散です。集合場所までの交通費は別途発生いたします。
※体験にかかる料金はすべて旅行代金に含まれます。
※対象は高校生です。
※ダイヤ変更などにより移動経路、時間が変更になる場合があります。
※テント宿泊の際、寝袋をレンタルする場合は、別途3,000円(税込)かかります。
※温泉の入泉料や自動販売機、コインランドリー代、おみやげ代などかかる場合があります。 -
場所
屋久島(鹿児島南埠頭集合解散)
さぁ出発だ!「屋久島」で大冒険に行こう!
レポート:ぼんちゃん
1日目
今回のツアーは「鹿児島集合」という事で全国様々な場所からの集合となりました。
ドキドキしながら迎えるスタッフをよそに「大丈夫でした!」と無事に集合してくれました。
でもまだ1日目という事で距離感がつかめないようで同じキャンパスから参加した同士でおしゃべりをする静かな往路となりました。
船での移動中は「荷物忘れ物ないかな……」「送った荷物ちゃんと到着してるかな」と不安を口にしていましたが大きな変更もなく無事到着!
現地のスタッフと合流し、まずは宿でスタッフとの顔合わせ!まだ遠慮気味の自己紹介タイムとなりました。
明日の登山の説明を聞きこの日は宿のおいしいご飯を食べて早めに就寝となりました。
2日目
この日はこの度のメインの一つでもある「縄文杉登山」!
登山口から休憩無しで往復10時間ほどかかるため、なんと4時集合!
「俺、こんなに早く起きたの初めてかも……」と眠そうな顔をしながらもしっかり準備。
バスで登山口に向かう間はぐっすりでした。
登山口到着後は朝食を食べて、準備運動をして出発!もちろん日の出前なので真っ暗な中のスタートとなりました。
縄文杉登山は総歩行距離が約22km程度ですが、登山道の最初と最後は、かつて山中で伐採した木々を搬出するために使用された「トロッコ道」という片道約8kmというコースです。旧黙々と歩く中、徐々にあたりも明るくなり登山道脇に苔むした屋久島らしい風景も見えて来ました。
2~3時間ほど歩くとトロッコ道の終わり、大株歩道入口で休憩をすると一気に登りです。
まずは第1関門のウィルソン株に向けて登り登り登り!息も切れ切れですが徐々に張り出す木の根や太くなり行く木の幹を眺めながら進みます。
600mほど進むとウィルソン株へ到着です。
ウィルソン株では見る場所によっては木の幹から見る空がハート形に見えます。
「さてここからが一番大変だけどみんななら行けるよ!」という大ちゃんに「え~~!」という声が上がりました。
今回2チームに分かれてのチャレンジとなりましたがすれ違った際にはお互いに励ましあい
「もうちょっとだよ!」「がんばれ!」という声が飛び交っていました。
そしてついに縄文杉に到着です!
あいにく曇りの天気でしたがそれもまた美しい景色を彩っていました。
そして帰りも同じ道を変えるわけですが、
「行きこんな長い道のりだったっけ?」「暗かったから見えなかったけどこんなきれいな景色の所を通ってきたんだね」などそれぞれの感想を言いながらも、どうにかゴール!
「人生で一番疲れたかも」
「もう無理かと思った、こんなに遠いと思わなかった」などと口々にしながらも下山。
この日の夜は宿の人が準備してくれた夕食の焼肉で大盛り上がり!
頑張ったみんなへのご褒美となりました。
3日目
3日目はお土産屋さんにより家族や友達にみんなで思い思いのお土産を買いました。
その後は猿川のガジュマルへ!移動中も大ちゃんの植物トークを聞きながら亜熱帯の植物と一緒に写真撮影!
前日の疲れも何のその!巨大なガジュマルの木も堪能しました。
その後は千尋の滝、遠くに見える滝を眺めながら屋久島での暮らしや成り立ちについて学びました。
そしてなんと予定にはなかった「屋久島おおぞら高校」へ!学校を見学し広ーい校庭でお昼ご飯を食べました。
そして午後からは屋久島センバスビレッジにて園内で育てている植物を目で見て、匂いをかいで、時には食べてみたりして過ごしました。
夕方からは野外炊飯!それぞれの役割に分かれこの日はカレーライスと豚汁を作りました。
完璧なごはんの炊き上がりに大満足!
この日は希望者によるテント宿泊の日!とても星がきれいな夜でした。
よく眠れたかな?
4日目
4日目はフリーのプログラムの日!早朝からの釣りチーム、屋久島センバスビレッジで農業体験チーム、白谷雲水狭トレッキングチームに分かれて行動しました。
釣りチームは早朝~朝食をはさんで昼過ぎまで!全員1匹以上釣ることが出来ました^^
晴天ですが風の強い中頑張りました!
農業体験チームはぽんかんや高菜、カブの収穫や2種類の木の植樹にも挑戦!
白谷雲水狭トレッキングチームは縄文杉登山の疲れを引きずりながらも太鼓岩まで往復4時間のハイペースでチャレンジ成功でした。
この日の夜の野外炊飯は釣りチームの釣った魚で「あら汁」、収穫した「カブのサラダ」、そしてリクエストのあった「キノコの和風パスタ」をみんなで協力して作りました。
前日と比べ手際もよくなり役割分担もスムーズにできるようになりました。
この日の夜は焚火を囲んでここまでの行程をみんなで振り返り。
「家に帰ってやりたいことが増えた」「自由に色んなことが出来たのが楽しかった」「人と出会えたことが嬉しかった」「朝から動くと朝ご飯がおいしいってことがわかった」など思い思いの気持ちを伝えました。
5日目
最終日はお世話になった宿の方にご挨拶!
そして移動して「屋久島おおぞら高校」へ。修了証とサバTを受け取りました。
初日の不安そうな顔からは想像できないすがすがしい顔で最終日を迎えることができました。
帰りの船では鹿児島で何のご飯食べて帰る?などすっかり打ち解けた会話が行われていました。
参加者の声
「自分が出来ないことが分かった、料理ができるようになりたいな思ったり、もっと体力をつけなきゃなって思ったり、家に帰ってからやりたいことが増えた」
「いきなり出会った人に教えてもらったことをはじめ信じられなくて疑っちゃったけど、信じて進んだらいい経験ができた。人をもっと信じて生きようと思った」
「出会いがたくさんあった、ここのキャンプで出会えた人たちは日常では出会えなかった人たちばかり。来てよかったと思った。」
「コロナで3日とか4日とか外に出ることが無い日も続く中でずっと一日中外にいるのがすごく久しぶりだった」
「山登りも遠出するのも全然好きじゃなかった。野菜も好きじゃなかったけど、やってみたら楽しくて、おいしくて、今までに無い経験ができて良かったと思った。」
まとめ
最初静かで、打ち解けられるかな……?と心配でしたが蓋を開けてみれば全員が「やりたいこと」「言いたいこと」があり、それぞれが協力してやりたいことを実現ができるというキャンプでした。1つ1つの思い出が彼ら、彼女らには今後も残っていくと思います。
私が眺めている中で印象的だったことは、ふと口から出た「1日動いたからか、夜になっても体がポカポカする!」「いつもだったら時間になったらご飯だけどちゃんと動いてちゃんとお腹が空いて、生きてるって感じがする」という非常に人間らしい、生物らしい気づきです。
本来であれば当たり前だけど中々普段感じられないことをここ屋久島で実感できたことが大きな経験の1つになったのではないかなと思いました。
大きな成長を感じた5日間、これからのみなさんの活躍が楽しみです。
旅行業約款はこちらからご確認いただけます。
住所:愛知県名古屋市中村区椿町12-7
連絡先:052-451-5196
愛知県知事登録旅行業:第2-1327号
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